
建物を支える基礎構造には、免震構造を採用しています。建物と地盤の間に実績豊富な天然ゴム系積層ゴム支承、地震のエネルギーを吸収する高減衰ゴム系積層ゴム支承を用いた信頼性の高い免震層を設置。この免震層が建物の重量を支えながら、横方向には柔軟に地震の揺れを吸収し軽減します。免震構造は、従来の耐震構造とは異なり、地震の力を基礎部分でシャットアウトすることにより、建物の躯体の揺れや変形が少なくなり、上層階と低層階の揺れもほぼ同じ程度で、家具の転倒や配管の破損などの二次災害も極力防ぎます。


[耐震性]
本建物が採用している免震構造は、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して大規模な修復工事をしなければならないほどの損傷を生じない強度で計算されています。このことから、日本建築構造技術者協会の性能グレードでは最上位の特級に位置付けられています。
[耐久性]
構造躯体のコンクリートの設計基準強度は、27N/mu〜80N/muを確保しています。また、コンクリートの中性化による劣化を防ぐために、水セメント比50%以下の良質なコンクリートを使用し、かつ適正な鉄筋のかぶり厚を確保することにより、品確法の劣化対策等級最上位の3等級となっています。

天然ゴム系積層ゴム支承は、天然ゴムと内部鋼板を交互に積み重ね加流接着した積層ゴムです。免震建物の支承としては、十分な鉛直荷重支持力および水平力に対する復元力を有しており、長周期化が実現できる特徴があります。

高減衰ゴム系積層ゴム支承は、天然ゴム系積層ゴムと同じ構造ですが、減衰性の高いゴムを使用しています。そのため建物の大きな鉛直荷重を支えることができる高い鉛直剛性、地震時に建物を水平にゆっくり動かす柔らかい水平剛性を有しながら、高いエネルギー吸収能力を発揮し、地震時の揺れを低減させます。

バルコニーに面する外壁には、約125mm厚のALC(軽量気泡コンクリート)板を採用。外壁の内側には現場発泡ウレタンフォーム(一部除く)を吹付けた内断熱を施しています。

戸境壁厚は約136mm。中間にスタッドを施して壁強度を高め、グラスウールを充填した耐火遮音間仕切りを採用しています。

コンクリートスラブとフローリングの間に二重床構造を採用しました。二重床及び二重天井の空間内に設備配管を行うことにより、配管等のメンテナンス性が向上。照明位置や間取り変更に伴う設備機器の移設など、将来のリフォームにも対応しやすいシステムです。※仕様等は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。